iDeCoはいいぞ!(2)

前述(1)のように大変結構な非課税制度ですが、掛け金の上限は決められています。
自営業者(国民年金1号被保険者)は月間68,000円、会社員(国民年金2号被保険者)は月間23,000円、公務員は月間12,000円となります。会社員の場合は会社で確定給付型年金、企業型確定給付年金への加入有無で掛け金上限が変わりますので確認が必要です。
掛け金上限の多寡はその他年金とのバランスで公平性を考慮した結果でしょう。
iDeCoは60歳まで引き出せない点もご注意ください。

2022年の改定で、加入年齢拡大(60未満→65未満)、受け取り年齢拡大(70歳→75歳)、加入条件緩和(企業型DCとの併用は企業の了承不要)などより多くの方にとって使い勝手がよくなりました。

iDeCoに加入する方法は、iDeCoを取り扱っている金融機関で申し込みをすることになります。金融機関ごとに商品の品揃えや手数料が異なりますから比較対象してみることが必要になります。

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