新NISA制度

2024年１月からこの非課税制度が更に拡充されます。名前が少し変わって「つみたて投資枠」と「成長投資枠」となります。旧制度とは異なり併用可、すなわち どちらも一緒に使うことができます。「つみたて投資枠」は年間１２０万円まで購入可能、「成長投資枠」は年間２４０万円まで購入可能、従って年間に最大３６０万円まで投資可能となります。 しかも両者ともに期限はありませんので無期限で継続利用できます。

投資期間は無期限ですが、総金額には上限があり１８００万円となります。成長投資枠は１８００万円の内数として１２００万円が上限です。 途中で一部を売却引出しした場合でも、年間投資額上限（最大３６０万円）はありますが再び生涯枠１８００万円まで戻すことができます。

１８００万円を仮に年間３％配当で運用すると５４万円の運用益に対して通常は約１１万円の源泉徴収となりますがこれが非課税になります。売却により更に利益が出た 場合にはその売却益に対しても非課税となります。 投資額が少なくても非課税という優遇制度のメリットは享受できるわけですからできる限り使うべきだと考えます。 投資運用の基本は、分散、長期、積立て。この基本をベースに非課税優遇制度を活用してコツコツを運用することで将来の夢や安心につなげることができます。